Courseraの学位・修了証明書・認定証は意味ない?就職・転職に使える?取得のメリットやおすすめコースを解説

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Courseraの認定証・修了証明書に意味はある?転職・就活に役立つ?メリットやオススメ講座を解説

世界最高峰の企業や大学が講座を提供していることで知られている「Coursera(コーセラ)」

専門講座やプロフェッショナル認定を受講すると、就職・転職に効力を発揮する修了証明書や認定証を取得することができます。

 

しかし、取得には費用が掛かることから、

「お金を払ってまで修了証や認定証を取得するメリットがあるの…?」

と疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

 

この記事では、Courseraの有料コースを検討されている方に向けて、以下3点を中心に解説していきます。

  • 修了証や認定証を取得する価値
  • 学位を取得することができる講座
  • お金を払ってまで証明書を取得するメリット

 

「そもそもCourseraってなに?」

という方向けに、Courseraの概要を説明した記事もご用意しています。以下のリンク先からあわせてご覧ください。

Courseraの概要はこちらから!

Courseraの公式サイトはこちら

Coursera(コーセラ)の修了証明書・認定証は有料コース限定の特典

Courseraのほとんどのコースは、無料で受講することができます。

 

しかし、無料版の場合は次のような機能に制限がかかっています。

  • クイズや課題の採点
  • メンターシップ制度
  • 修了証明書・認定証の授与

特に重要なのが「修了証明書・認定証の授与」です。

Courseraの有料版を利用することで、あなたの知識・スキルの証明となる修了証明書を入手することができるようになるのです。

 

また、「SPECIALIZATION」の記載がある専門講座に登録し、一連のコースを修了すると、「専門講座修了証」を取得することもできます。一定期間の学習が必要であり、また、内容も体系的ですのでより高レベルなスキルを持っていることを示せます。

>> Coursera専門講座の一覧

 

さらに、「PROFESSIONAL CRETIFICATE(プロフェッショナル認定証)」の取得も可能です。

これは後ほど詳しく説明しますが、GoogleやMeta、Microsoftなどの有名企業が提供するコースを修了するともらえる認定証です。自分のスキルを示して就職を有利にするための資格として役立てることもできます。

>>Courseraプロフェッショナル認定コースの一覧

 

筆者のオススメは「Googleプロフェッショナル認定コース」です。

筆者も「Google UXデザイン プロフェッショナル認定」を受講したのですが、「さすがGoogle…!」と唸る内容でした。第一線で活躍するGoogle社員が講師を務めており、そのわかりやすさは他に類を見ません。

これらの受講を終えて発行される修了証明書・認定証はすべて電子版で提供されます。LinkedIn等と連携できるので、他社採用担当者や転職エージェントの目に留まりやすくなり、転職活動を有利に進めることにもつながり得ます。

Coursera(コーセラ)の修了証明書・認定証を取得するメリット

数多くあるCourseraのコースですが、そのほとんどが無料で受講できます。

>> Coursera無料講座一覧

そんな中、あえて有料コースを受講してまで修了証明書・認定証を取得するメリットはあるのでしょうか?

「わざわざお金を払ってまで受講したのに、Courseraの認定証に意味がなかったら意味がない!」

そう考える方は少なくないでしょう。

ここからは、修了証明書や認定証を取得するメリットについて解説します。

メリット1:就職・転職活動に役立つ

Courseraの修了証明書や認定証を取得すると次のようなスキルの証明になるので、就職や転職に役立ちます。

  • 専門分野の知識・スキルがある証明になる
  • 英語力の証明になる

Courseraでは、有名大学や一流企業によるコースや講座が数多く提供されていて、自分が希望する専門分野について学習できます。

修了証明書や認定証は、体系的にそれらの内容の学習を修了したということになり、スキルを証明することができます

 

さらに、英語力の証明にもなります。こちらは、各種資格試験(TOEICや英検)以上の証明力を発揮する場合もあります。

なぜなら、Courseraの講義は基本的に英語で行われるためです。
※日本語の字幕が付いている講座もあります
※動画学習が基本ですが、スクリプト(英語で話している内容の文字起こし)も付いているため、DeepLなどで翻訳しながら学習も可能です

 

さらに、課題やレポート等も英語で課され、学生同士で行われる課題のレビューも英語になります。

英語を読んだり書いたりする能力は、各種の英語の資格試験(TOEICや英検)でも証明することはできます。

 

しかし、Courseraの修了書を取得しているということは、英語で学習できる能力まで持っていることを証明してくれるのです。

LinkedIn(リンクトイン)に掲載できる

日本ではまだまだマイナーな存在ですが、LinkedIn(リンクトイン)」は、世界的にスタンダードなビジネスSNSです。

全世界での利用者が約7億人とも言われていて、同じ業界で働く人やビジネスパートナー・新規顧客の発掘場としても利用されています。

 

法人・個人問わず利用ができますが、個人としては、グローバルに求職をする際の履歴書としても使うことができます

大学名での検索ができ、現役の学生や卒業生もLinkedInに表示されますが、Courseraで取得した学位も反映された形で掲載されます。

 

利用している企業は、職種別や会社別・大学別など属性別に求める人材を探すことができるため、世界中の企業からのスカウトやヘッドハンティングにつながることになります。

Courseraの修了書を取得してLinkedInに掲載することで、スカウトやヘッドハンティングが数倍に増えたという方も実際にいるそうです。

大学講義の単位認定や大卒相当のスキル認定がされる

コースによっては、Courseraで取得した単位や学位が認定され、海外の大学を実際に卒業した資格と同等として扱われる場合もあります。

学習する期間は長くなりますが、CourseraのMasterTrack®認定では、オンラインモジュールに分割された修士プログラムの一部を受講することが可能です。

 

実際に実施されているプロジェクトや専門家によるライブ講座に参加することで、世界的に知名度の高い大学が発行するキャリア資格を取得することができます。

 

そして、すべての修士課程が認定された場合には、キャンパスで実際に講義を受ける生徒と同じ学位を取得することができます。

その際にかかる費用は、キャンパス内でのプログラム受講料に比べてはるかにお得な価格になります。

>> CourseraのMasterTrack®認定コースの一覧

Coursera(コーセラ)で修了証明書・認定証を獲得できる講座の例

無料のコースが多いCourseraですが、修了証明書・認定証を獲得できる講座は数多く存在しています。

修了証明書・認定証を獲得できるコースのほとんどが、有名大学や企業などによって提供されている講座になります。

そういった講座で得た修了証明書や認定証には期限がありません

一度取得してしまえば、いつでも使用することが可能です。

以下にお示しするのは、修了証明を得られる人気講座の一例です。参考にしてみてください。

応用データサイエンス専門講座

応用データサイエンス専門講座

世界170か国以上で事業を展開する、アメリカ合衆国のコンピュータ関連企業であるIBMが提供している専門講座です。

Python文法やNumPy・Pandasの基本を学べる初歩的な内容から、Foursquare APIなどを学べる中級の内容まで、順を追って学べるようになっています。

この講座を受講すると、以下のような内容が身に付きます。

  • Pythonの基本的な知識を身につける
  • Pythonの実践的なスキルを身につけ、データ分析に活用する
  • データビジュアライゼーションによるデータインサイトの効果的な伝達方法を修得する
  • 応用データサイエンス技術とツールの理解を示すプロジェクトを作成できるようになる

これらの4つの内容は、それぞれ1週間単位で修了可能です。

テストや課題がセットになっており、それをクリアすることで認定されます。

>> 応用データサイエンス専門講座の詳細

機械学習専門講座

機械学習専門講座

Courseraの設立者であるAndrew Ng氏の講義を受けられる、エンジニア業界でも人気が高い機械学習について学習できる特別講座です。

スタンフォード大学が提供してくれていて、予測アルゴリズムや自然言語処理、統計パターン認識などを学ぶことができます。

この講座を受講すると、以下のようなことができるようになります。

  • NumPyとscikit-learnでMLモデルを構築し、予測(線形、ロジスティック回帰)のための教師ありモデルを構築できるようになる
  • TensorFlowでニューラルネットワークを構築・訓練し、マルチクラス分類を実行したり、決定木・アンサンブルメソッドが構築できたりするようになる
  • 機械学習のベストプラクティスを適用し、クラスタリングと異常検出を含む教師なし学習のための技術を適用できるようになる
  • ディープラーニング、深層強化学習のモデルを構築できるようになる

動画を視聴するだけでなく、課題やミニテストをクリアしなければ先に進めない構成になっているので、コースの難易度は高めになっています。

しかし、人気のあるコースのため対応言語には日本語も含まれていて、日本語字幕で受講することが可能です。

受講後にはテストがあり、そのテストに合格すればLinkedInと連携できる修了証明書をもらえるメリットもあります。

>> 機械学習専門講座の詳細

 

あわせて読みたい:【Coursera】機械学習・Deep Learningのオススメ講座4選|修士号が取得できるコースも紹介

オススメはGoogleのプロフェッショナル認定コース|ほぼ学位認定と同じ価値!

Courseraには、Googleが提供してくれるコースがたくさんありますが、その中でもGoogleのプロフェッショナル認定コースの人気が高くなっています。

Googleのプロフェッショナル認定コースとは?

Googleのプロフェッショナル認定コースとは、Googleのエキスパートが授業をしてくれるコースです。ほとんどのコースの字幕は、英語のみの対応になります。

Googleのエキスパート講師が授業をしてくれますが、初心者でも理解できる内容になっています。1日1時間の受講が推奨されていて、毎日続けると約6ヶ月で修了できるカリキュラムになっています。

Googleのプロフェッショナル認定コースは有料コースですが、サブスクリプションならばどのコースも受け放題となります。

月払いならば7,719円、年払いならば52,207円になり、お好きなコースを受講して修了証を取得することができます。

7日間の無料トライアルがあり、その期間が終了すると、サブスクリプションに移行します。サブスクリプションの解約や中断がいつでも行えるので、気軽にスタートさせることができます。

どんな内容を学べる?

現在、Courseraには、たくさんの「Google professional」のコースがあり、「Business」「Computer Science」「Data Science」「Information Technology」の各分野の学習をすることが可能です。

具体的には、以下のコースがあります。

これらを受講することで、「Computer Programming」「Big Data」「Planning」「Web Development」など、多くのスキルを身に着けることができます。

たとえば「Google UXデザインプロフェッショナル認定コース」では、UXデザイナーになるためのグーグル認定のトレーニングを受講できます。講師はGoogleのエキスパートですが、UXデザインの基礎から教えてもらえるので、初心者の方でも取り組みやすくなっています。

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他にも、「Google データアナリティクス プロフェッショナル認定」という講座もあります。ゼロからデータサイエンスの学習をはじめたい人に向けて作られていますが、講師はGoogleで活躍するデータアナリストたちなので、実践的なプロジェクトを意識した教材で学習が進められていきます。

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Courseraの講座は基本的に英語なのですが、Google認定コースは順次日本語化が進められています。

とても受講しやすくなっているので、ぜひ検討してみてください。

コース修了のメリットは?

このコースを修了することにより、「プロフェッショナル認定証」を入手することができます。

この「プロフェッショナル認定証」は業界のリーダーであるGoogleによってキャリアを認められたという資格であり、専門知識を証明するものになります。

さらに、Googleに転職や就職を希望する場合には、「プロフェッショナル認定証」が大学卒業と同等の資格として扱われる場合もあります。

Coursera(コーセラ)なら学位もとれる|有名大学の学士~修士がオンラインで取得可能

海外大学の学位を得るには、留学する必要があり、手間も時間もかかりますが、Courseraではオンラインで学位を取得することが可能です。

Courseraでは海外大学の学位が取得可能

Courseraでは、有名な大学や企業によって開催されるたくさんの講義を受講できますが、大学での学位を取得できるコースもあります。

例えば、University of London(ロンドン大学)の場合、コンピュータサイエンスの学位を取得できます。

100%オンラインの授業で、トータルコストは£11,229 - £16,790になります。

高額に思うかもしれませんが、実際に留学をして学位を取得する際に比べると、かなり費用を削減することができます

>> Courseraで学位が取れる講座を検索

学位を取得するメリット・デメリット

しかし、学位を取得できるコースの受講や修了は、無料コースや専用講座に比べてハードルは高くなります。

通学するよりも安くは抑えられますが、それでも数百万円というかなり高額な学費が必要になってしまいます。

さらに、6ケ月程度で修了させられる専用講座やプロフェッショナル認定コースに比べて、学習期間も遥かに長くなります。

1週間に14~28時間の学習時間を確保できた場合、36~72ケ月で全講座を修了させることができる設定です。他にも、日本語以外の言語での授業形態であるなど、負荷は大きくなります。

それでも、Courseraで取得した学位は通常の学位と扱いはまったく同じになるので、学位としての権威もあり、就職や転職などでの使用可能範囲が広くなります。

まとめ

Courseraの修了証明書と認定証について、取得のメリットを中心にお伝えしてきました。

無料のコースが多いので、「有料」というだけでもデメリットを感じがちですが、修了証明書や認定証を入手できるだけでも大きなメリットになります。

スキルアップに加えて就職・転職を有利に進めたい方は、Courseraでの修了証明書や認定証の取得を検討してみましょう。

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