YouTubeやTikTokなどのSNS関連企業が、ショートムービー機能に力を入れているなか、Instagramも2020年にショート動画共有機能「Reels(リール)」を実装させました。
リールが実装されて以降は、個人ユーザーだけでなく企業も、リールを積極的に活用しています。
この記事では、Instagramのリール機能について解説します!
Instagramのリールはどんな機能?
「Reels(リール)」とは、15秒から60秒の動画を共有できる、2020年に実装された比較的新しい機能です。
リールの特徴は以下のとおりです。
- 15秒から60秒の動画投稿が可能
- スマホの全画面で表示される
- BGM、ARエフェクトを動画に挿入できる
- テキストなどの編集も可能
- 発見タブに表示されるので非フォロワーのユーザーの目にとまりやすい
注目のリール動画では数千万回再生されるなど、一気に拡散される可能性もあります。1つのリール動画をきっかけに、多くのユーザーにフォローされることも期待できます。
リールを活用するメリット
リールを利用する大きなメリットは、「非フォロワーのユーザーの目にとまる機会が多い」ことです。
これはリールの表示される場所が複数あることが関係しています。リール動画はInstagramの、以下の場所で閲覧できます。
- フィード欄
- 発見タブ
- リールタブ
- 投稿者のプロフィール欄
特にフォロワー外のユーザーは、発見タブから流入してくることが多いです。
最近では、ショート動画などを活用したマーケティングが注目されていることから、リールを上手く使いこなせば、フォロワーの増加も期待できるでしょう。
ただし、リールだけに力を入れれば良いということではなく、ユーザーがあなたのアカウントに訪れた際、フォローにつながるアカウント運用が重要となります。
フィードやストーリーズとの違い
ここまでは、リールの機能について解説してきましたが、他にもInstagramには動画を投稿できる機能があります。
ここからは、それらの機能とリールの違いについて解説していきます。
フィードとリールの違い
フィード投稿する際にも動画は投稿可能です。しかしリールとの表示サイズが異なります。フィードでは、主に正方形1:1で投稿され、縦長であれば4:5、横長の場合は1.91:1で表示されます。一方リールは、スマホの全画面で表示可能です。
ストーリーズとリールの違い
Instagramではリール以外にも「ストーリーズ」といった、動画投稿機能があります。ストーリーズでは60秒の動画を、最大15秒に分割して投稿でき、その動画は24時間で削除される仕組みとなっています。
「リール」は動画だけしか投稿できませんが、「ストーリーズ」は画像の投稿も可能です。
またストーリーズは、自分がフォローしているユーザーだけに表示されますが、リールは、フォローなどは関係なくランダムに表示されます。
ストーリーズと動画投稿という点では似た機能ですが、リールは「リールタブ」や「発見タブ」に表示されるという点でも異なります。
リールを見る方法
ここからは実際にリール動画を見る方法について解説していきます。
リール動画の表示される場所は、以下の3か所です。
- 発見タブ
- リールタブ
- フィード欄
順にチェックしていきましょう。
発見タブに表示される
Instagramアプリを開いて、下部にある「虫眼鏡マーク」が発見タブです。
ここで表示されるリール動画は、他ユーザーのおすすめ投稿が表示され、検索ボックスからは、ハッシュタグ検索などで閲覧したい投稿を検索できます。
リールタブに表示される
Instagramには「リール専用タブ」があります。
フィード欄では、画像や動画が表示されますが、リール専用タブではリール動画のみ閲覧可能です。
Instagramアプリを開いて、下部の中央にあるリールタブをクリックすると、リール動画が表示されます。
順に動画を見たい場合は、下にスクロールしていけば次のリール動画に移動します。
フィードに表示される
自分がフォローしているアカウントで、リールをシェアしている人がいる場合は、そのリール動画がフィードに表示されます。
フィード欄への表示は、フォローしているアカウントだけが対象です。
リール動画を投稿する手順
ここからは、リール動画を投稿する手順を解説していきます。
以下の順でリール動画は投稿します。
- リールの新規投稿画面に移動する
- 動画を撮影する
- 音源を決める
- 撮影した動画を編集する
- 説明文などを記入して投稿する
ひとつずつ見ていきましょう。
リールの新規投稿画面に移動する
右上の「+マーク」の新規投稿画面から、「リール」を選択します。
すると新規でリールを投稿できる画面に移動するので、投稿したい動画の撮影をしていきます。
動画を撮影する
投稿したい動画を撮影していきます。すでに動画がある場合は、選択して投稿することも可能です。
撮影する前に、動画の長さを選ぶことも可能で、15秒、30秒、60秒で選択できます。同時に録画スピードも設定でき、0.3倍〜4倍に変更できます。
撮影の際に、エフェクトを選択するとARエフェクトを動画に追加できるので、好みに合わせてさまざまなエフェクトを試してみましょう。
音源を決める
撮影が終わったら、BGMを選択しましょう。
サビ部分だけを使用したいという場合でも、音源の一部を切り抜いて、使用することも可能です。
また音源は、動画の撮影前に選ぶことも可能ですが、音楽に合わせて編集するのが難しくなってしまうので、後から選択するのがおすすめです。
撮影した動画を編集する
撮影したワンカットや複数カットの動画を、編集していきます。
撮影した動画を選択し、「ハサミアイコン」をタップすると、それぞれの動画をカットできます。必要のない動画は「ゴミ箱アイコン」をタップすれば削除可能です。
音源と合わせる場合は、違和感なく動画をつなぎ合わせると良いでしょう。
説明文などを記入して投稿する
素材が完成したら、最後にリール動画に合ったテキストを入力します。
フィード投稿と同じように、ハッシュタグやメンションも可能なので、追加したい場合は記載しましょう。
また、カバー画像の設定も可能です。撮影した動画の一部や、別の画像を設定することができます。
閲覧者が動画を見てみたいと思うような、インパクトのあるカバーを設定するのがおすすめです。
まとめ
今回はInstagramの機能「Reels(リール)」の特徴と利用方法について解説してきました。リールは誰でも簡単に始められる動画投稿機能です。リールをうまく活用すれば、効果的なSNSマーケティングを行うことも可能です。
ぜひ、本記事を参考にリール投稿にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
リールの作成はCanvaを使うのがおすすめです。初心者でも簡単に作れるように、たくさんのテンプレートが用意されています。
無料トライアルもありますので、まずは使ってみてください。