Adobe製品を使用したいと思ったときに、価格の面を気にする人も多いのではないでしょうか。
ビジネスに使用する際には、経費で利用できる方もいるでしょう。しかし、経費で落ちない方や趣味で使用する方にとっては、負担になる金額なのかもしれませんよね。
そんなときに頭をよぎってしまうのが、Adobeのクラックです。
何となく良くないことだとは分かっていても、バレなければよいと思ってしまう人がいることも、残念ながら事実です。
今回は、Adobe製品のクラックについてやクラックのリスク、また、安全&安価にAdobe製品を利用する方法についてご紹介していきます。
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もし、ご覧いただいている皆さまが学生の場合は、Adobe公式サイトから学割で購入するのがベストです。
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「クラック」は不正利用のこと
「クラック」とは「クラッキング」とも呼ばれることがありますが、ネットワークに繋がれたシステムへ不正に侵入し、コンピュータを不正に利用することをいいます。
「Adobe製品のクラック」とは、無料体験版をクラッキングという技術で改造して、半永久的に使用できるようにすることになります。
Adobe製品には無料体験版があり、Adobe CCの製品を無料で使用することができます。この期間は7日間です。しかし、Adobe製品をクラックすることで、この無料期間をずっと続けることができるようにしてしまうのです。
Adobeのクラックは違法?危険?
先ほどの説明にもありましたが、「クラック」とは「不正侵入」であり「不正使用」です。「不正」なことなので、違法になる可能性が高くなります。
不正な操作を行うことによって、有料のソフトを無料で使用することになります。Adobe社の利益を脅かすことになるので、犯罪にもなるのです。
Adobeのクラックだけではなく、クラックは絶対にしてはいけないことです。
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法律で裁かれる可能性がある
海賊版は著作権法に違反するものです。Adobe CCのクラックを行うと、違法ダウンロードや電子計算機損壊等業務妨害罪などの罪にあたります。
自分がクラックを行わずに、「クラックされた製品を購入することならば安心だ」と思う人もいるかもしれません。
しかし、Adobe社では、クラックされた製品のサポートやサービスを行わないと明言しています。さらに、場合によっては使用者が法的に罰せられる場合があるとも明言しています。
詳しくは、文化庁が発信している「著作権等保護の実効性の確保」(文化庁) や、一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の「ファイル共有ソフトによる著作権侵害」(ACSS)などをご参照ください。
PCがウイルスに感染する可能性がある
Adobeをクラックして不正に改造したソフトを入手した場合には、ウイルスが入っている可能性が高くなります。
違法な行為を行っている業者や個人は、そのこと自体でも信頼することができません。
安価なソフトを提供すると見せかけて、ウイルスをPCに感染させるかもしれません。また。ウイルスをしのばせておいて、個人情報を抜きとってしまうかもしれません。このようなリスクも大いに考えられるのです。
総務省は、国民のためのサイバーセキュリティサイト(総務省)というサイトを設けており、ウイルスの危険性や対策について注意喚起しています。あわせてご一読ください。
Adobe製品をクラックするとバレる可能性が高い
個人的に使用しているのだから、バレる可能性はないと思う方もいるかもしれません。しかし、Adobeのクラックは違法行為なので、バレる可能性が高くなります。
理由は次の章で詳しく述べますが、Adobeのクラックは必ずバレるといってもよいかもしれません。
また、いつバレるかを心配しながら使用していると、心理的にも悪い影響が出てきます。そのような状態では、ハイセンスなクリエイティブ作品をつくることも難しくなるかもしれませんよね。
Adobeはクラックを検知している
Adobe社の製品は常にアップデートを重ねていますが、そのアップデートはオンライン上で行われます。ライセンスをオンライン上で認証して使える仕組みになっているので、Adobeはクラックを検知することができるのです。
オンラインでAdobeの製品を使用しなければ、問題はないかもしれません。しかし、オフラインでAdobe社の製品を使用することは非現実的であり、非効率なものになります。
警告を無視するとアカウントが凍結されることも
クラックされた製品を使用しているとみなされた場合、最初にAdobe社から警告が来ます。
警告だけなので、問題がないと判断して無視してはいけません。無視して使用し続けていると、アカウントが凍結されてしまいます。
アカウントが凍結されてしまうと、正規で契約している他のAdobe社の製品も使えなくなるので、注意が必要です。
Adobe製品のクラック版をうっかり利用してしまわないために注意したいこと
Adobeのクラック版を利用することには大きなリスクがあることが、お分かりいただけたかと思います。しかし、本当に怖いことは、知らないうちにAdobeのクラック版を利用しているケースです。
自分が使用しているAdobe製品が、クラックしてあるとは思わないかもしれません。しかし、自分でも知らない内に、そのような製品を手にしてしまっている可能性があるのです。
「AdobeCC (20XX) 永続版」、「Adobe CS6」を利用しない
自分でも知らないうちにAdobeのクラック版を使用してしまう可能性は、次のような製品を入手することで起こってしまいます。
・Windows版AdobeCC2020(2021)永続版
・AdobeCS6
基本的に、Adobe CCはサブスクリプションの契約になります。現在、Adobe社では「永続版」の販売を行っていません。そのため、現在の時点で販売されている「永続版」と記載されている製品は、すべて非正規品になります。
また、以前販売されていたAdobeCS6には永続版が存在します。しかし、正規店では販売が終了されているので、危険が高い製品であることが多く、不具合があってもサポートが受けられません。
フリマアプリ・オークションサイト等の個人間売買を避ける
フリマアプリ・オークションサイトでは、Adobeのクラック版を入手することが可能です。
しかし、Adobe社ではフリマアプリやオークションサイトでAdobe製品を販売することを認めていません。思わぬトラブルに巻き込まれる可能性が高くなるので、購入は絶対にやめましょう。
また、そのような場所で販売されているものは、安価な偽物の場合が多いです。使用するデバイスに損傷を与える可能性もあるので、注意が必要です。
公式サイトまたはAdobe提携先で契約する
ヤフオクやメルカリなどでクラックされた製品が販売されていると、その低価格に魅力を感じるかもしれません。しかし、トラブルに巻き込まれたり、所有するデバイスが破損したりしてから後悔しても遅くなります。
怪しげな販売者から購入することは、絶対に避けるようにしましょう。Adobe製品を購入する場合は、公式サイトまたはAdobe提携先で契約するようにします。
安全&安くAdobe製品を利用するポイント
クラックされたAdobe製品には、たくさんのリスクがあります。そのようなリスクを避けて安全&安価にAdobe製品を利用するためには、どのようにしたらよいのでしょうか。
体験版を活用してAdobe CCの全製品を無料で使う
Adobe社の製品を使いたい場合には、まずは体験版を活用してみましょう。無料体験版では、Adobe CCの全製品を無料で使うことができます。
この「体験版」は無料で使用できますが、違法な「無料版」とは違います。Adobe社が正式に提供しているサービスなので、安心して使用することが可能です。
ただし、あくまでも「体験版」なので、気をつけるポイントがいくつかあります。
利用は最長21日間まで
無料体験版の使用期限は登録完了時から7日間です。その期間が終了すると自動的に有償プランに移行して、費用が発生してしまいます。しかし、有償プランに移行してから14日以内の解約ならば、解約する際に解約金が必要となりません。
無料体験版は1回まで
無料体験版は、ひとりにつき1回の使用のみとなります。無料体験版の使用記録はAdobe社のアカウントに記録されます。また、無料体験版の申し込みをする際には、クレジットカード情報での本人確認も行われるので、1回までしか使用できません。
【社会人向け】デジハリAdobeマスター講座を利用する
学生だから良いというわけではありませんが、社会的な立場が重要になる社会人の場合、リスクを冒してまで、クラックされたAdobe製品を使用したくないものですよね。
かと言って、「正規の料金は高い…」と感じるのならば、「デジハリ・Adobeマスター講座」を利用することがおすすめになります。
「デジハリ」は「デジハリ・オンラインスクール」の略であり、デジタル専門のスクールである「デジタルハリウッド」が運営するオンラインスクールのことになります。
この「Adobeマスター講座」は、全3ヶ月のコースになっています。セットに含まれる動画で基礎的な学習をしてから、与えられた課題を作成する実践的な内容で、Adobeアプリケーションの基礎をマスターすることができます。
料金は39,980円(税込)になっていて、それだけでも魅力的な内容です。しかし、このコースを強くおすすめする理由は、Adobe CCのライセンス1年分が付属になっていることです。
講座自体の受講期間は3ケ月ですが、付属になっているAdobe CCは1年間使用することが可能です。
しかも、受講は1回限りではないので、1年に1回受講すれば、ずっとこのお得な価格で利用することができるのです。
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【学生向け】Adobe公式の学割を利用する
学生の場合はAdobe公式サイトが最安!
もし、ご覧いただいている皆さまが学生の場合は、Adobe公式サイトから学割で購入するのがベストです。
23,760 円/年(税込26,136円/年)で契約でき、Adobeマスター講座を利用するよりもさらに安いからです。
学生や教職員の方ならば、Adobe公式の学割を利用することが可能です。「学割プラン」は、Adobe公式サイトから申し込むことがおすすめになります。
Adobe CCの料金はもっとも安い年間プラン(月々払い)でも、6,480円(税込)という価格設定になっていて、単体プランに比べて高めの設定です。学生さんにとっては、手の出しにくい金額かもしれません。
しかし、Adobe公式サイトから申し込める学割プランならば、学生は通常よりも66%以上オフされた金額で、Creative Cloudコンプリートプランを使用することが可能なのです。
Amazonや楽天のサイトからも、Adobe CCを購入することが可能です。しかし、「学割プラン」では、安さで定評のあるAmazonや楽天のサイトよりも、お得に購入することができちゃうのです。
さらに、学生だけでなく、教職員もこのプランを利用できることが、うれしいポイントですよね。
まとめ
Adobe製品のクラックについてやクラックのリスク、また、安全&安価にAdobe製品を利用する方法について、お分かりいただけましたでしょうか。
価格が高いと思われがちなAdobe製品ですが、入手方法によってはお得に使用することができます。
この記事を参考にしてAdobe製品を上手に購入・契約して、安心&安全にクリエイティブライフを送りましょう。
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